平屋の注文住宅を建てるメリット・デメリットについて詳しく解説!

公開日:2022/10/15  最終更新日:2022/10/12


かつて国内で建築する注文住宅は、二階建てが主流でした。しかし、近年の注文住宅は平屋にも人気が集まっています。街を歩いていると、建設中の平屋やすでに完成しているおしゃれな平屋を見かけるため、興味を持った方も多いのではないでしょうか。そこで当ページでは平屋住宅のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

平屋住宅の特徴

平屋住宅とは、二階フロアがない住宅を指した言葉です。一般的な住宅に備わっているキッチンやトイレ、浴室、リビングなどはすべて同じフロアに配置しています。昔から日本は、平屋が一般的な住宅でしたが、時代が進むにつれて二階建てが主流に変わります。平屋住宅は、築年数の古い住宅、高齢者に好まれる住宅というイメージが定着していたのはこの頃かもしれません。

しかし、近年は老若男女問わず、平屋住宅に注目が集まっています。しかも、中古で購入するのではなく、注文住宅として注目されているのです。実際に、平屋住宅の機能性、居住性、デザインは飛躍的に進化しています。その結果、大きな平屋住宅を建てる若い方や定年退職後に二階建ての住宅を解体しコンパクトな平屋住宅を建てる方など、需要はどんどん伸びています。

平屋の注文住宅を建てるメリット

近年、注目されている平屋には数多くのメリットがあります。もちろん、二階建てにもメリットは数多くありますが、平屋のメリットは現在や将来にもつながるものです。

災害に強い構造

平屋は、地震や風に強い構造になっています。そもそも、二階建ての場合は、縦に長い住宅構造になっているため、大きな地震が発生したときは揺れます。一方、平屋は二階建てほど揺れないうえ、二階の重さが住宅にかからない分、頑丈といえるでしょう。また、台風などの風に対しても平屋は安定しています。基本的に平屋の場合は、縦ではなく横に広い構造です。横から吹き付ける強い風にも耐えやすい構造です。

室内温度が安定する

平屋の場合は、ワンフロアのため、どのような季節でも室内温度が安定します。たとえば、二階建ての一階フロアで暖房を使用したときは、暖かい空気は二階フロアに向けて流れます。しかし、平屋はワンフロアのため、同じフロア内に暖かい空気が留まるのです。もちろん、冷房にも同じことがいえます。二階フロアで使用する冷房の空気は一階フロアに向かいますが、このような現象は起こりません。

補修工事費用が安い

平屋は、補修工事が安くなる傾向にあります。たとえば、屋根や外壁補修工事です。二階建てで施工する場合は、二階フロアに届く高さの足場を組み立てなければいけません。一方、平屋は約半分程度の高さで充分のため、資材が少なくて済みます。ただし、二階建てと同じ延べ床面積の平屋は、必ずしも補修工事費用が安くなるとは限りません。

過ごしやすい

平屋は、すべてがワンフロアで完結するため、比較的過ごしやすい建物です。洗濯物を二階ベランダに干す、二階フロアの掃除をするなど行き来する手間がありません。とくに高齢な方や体が不自由な方の場合は、バリアフリーにもできる平屋のほうが過ごしやすいでしょう。また、家族がお互いに目の届く範囲で過ごせる点も平屋の大きなメリットです。

屋根や天井の設計パターンが豊富

平屋は、二階フロアがないため、屋根の設計パターンが豊富です。また、天井を高くすることで、開放的な空間にすることができます。注文住宅ならではの自由かつ個性的な屋根と天井を実現できるでしょう。

平屋の注文住宅を建てるデメリット

平屋は、多くのメリットがある反面、デメリットもあるので要注意です。とくに周囲が二階建ての場合は、太陽の光が入らないかもしれません。

日陰になりやすい

周囲が二階建てばかりのときは、日陰になりやすくなります。たとえば、冬になると日当たりが悪いといったことは珍しくはありません。また、密集したところに建てたり、間取りが悪いと、風通しが悪くなったりする可能性もでてきます。周囲の状況や隣の家との距離などを考えたうえで検討することが大切です。

犯罪の可能性

二階建てと違って、どの部屋も外から見られるため、犯罪に遭遇する可能性も秘めています。人目に付く部屋は樹木を植える、塀を建てるといった工夫も大切になるでしょう。平屋を建てる際は、道路や周囲の家からの視線を考えながら間取りの検討をすることが大切です。

土地が広くなる

二階建てと同じ延べ床面積の平屋を建てる場合は、必要な土地が広くなります。一見、土地が広いのはよいように思えますが、購入費用や固定資産税などを考えた場合は、デメリットになる可能性があるので要注意です。もちろん、広い土地を購入したとしても、境界線のぎりぎりまで家を建てることはできません。平屋住宅を建てる際は、居住人数や間取りなどをあらかじめ考えたうえで土地の広さと平屋住宅の大きさを決めましょう。

まとめ

近年、平屋の注文住宅を建てる方が増えていきました。とくに最近の平屋住宅はコンパクトかつおしゃれになっているため、先のことを考えて平屋を検討する方も多いと思います。しかし、メリットばかりを気にしていると、日当たりが悪いといった失敗になる可能性もあるので要注意です。家族構成はもちろんですが、日照条件、防犯、土地の広さなどをしっかり調べたうえで平屋住宅を検討しましょう。

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